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【解説】フランスのビオ事情 !!

2016/12/18

ボクが愛読している飲食ジャーナルサイト(仏) ― 「ATABULA」に「データで見るフランス人とビオ食品」という記事が投稿されました。翻訳して紹介します。

データで見るフランス人とビオ食品

ビオ食品は、その新鮮さと旬の味でフランス人を魅了している。Agence Bioによると、もっともよく売れた3つの分野は、「青果物」、「乳製品」、「卵」である。

 

消費者に好まれたビオ食品

  • 78%の消費者が青果物を好む
  • 65%の消費者が乳製品を好む
  • 53%の消費者が卵を好む
  • 51%の消費者が貯蔵食品(油、パスタ、米)を好む
  • 47%の消費者が飲料物を好む
  • 39%の消費者が肉を好む
  • 31%の消費者がパンを好む

 

製品の品質

  • 79%のフランス人にとって、ビオ農法とは食品の栄養面での品質を保ってくれるものである。

 

これからもビオを購入するか?

  • 93%のビオ食品の消費者が、この先6月間のビオ食品消費を維持する考えである。
  • 21%の消費者のみ、その消費量を増やす考えである。
  • その21%のうち、65%は青果物の消費を伸ばしたいと思っており、40%は家禽類、39%は牛と子牛、40%がチーズ、39%がその他の乳製品、37%が卵の消費を伸ばしたいと考えている。

 

ビオ食品の消費者間における新たな習性

  • 47%のビオ消費者は、よりいっそう料理をしたいと明言している。
  • ビオ食品を購入することは、さらに消費者に同様のビオ食品(73%)、季節の食品(70%)、生鮮食品(63%)を購入させる行為となっている。

 

飲食物に比べて化粧品と衛生用品の消費は小規模

  • 82%のビオ消費者が年度内に少なくとも一度は衛生用品や化粧品を購入した。
  • しかし、衛生用品や化粧品に強く頼ったのは68%の消費者のみである。
  • 衛生用品や化粧品は、ビオ消費者をあまり引きつけない傾向にある。

 

これらの結果は、2015年1月22日-28日と2015年12月3日-8日に行われた2つのオンライン調査によるものである。いずれの回も、フランスの人口割合を代表する18歳以上のフランス人500人に対して調査を行った。

【原文】http://www.atabula.com/alimentation-bio-francais-chiffres/

※ サムネ画像は記事より引用。

※ 意訳あり。

言うまでもなく、フランスは「農業大国」であり「ビオ大国」です。現在、約120の国から800をも超える団体が結集している国際有機農業運動連盟(IFOAM)が設立された地はパリであり(1972年)、世界で初めて公的に認められる有機認証マーク(ABマーク)を作ったのもフランスです。

ABマーク

ABマーク

実際にフランスは「犬も歩けばBIOショップにあたる」と言われるくらい(ボクが勝手に言ってます)、ビオというものが身近にある国なのです。

Agence Bio」という有機農業振興団体が存在し機能しているのも象徴的です。この団体は毎年約40ページに渡る綿密な調査を発表しています。

「Agence Bio」による調査の一部

「Agence Bio」による調査の一部

 

なんでボクがこんなにビオについて語りたがるのかというと、以前行ったフランス留学で出会った農家たちがこぞって有機農業を実践している人たちだったからです。彼らの姿勢と、実際に生み出している高品質な食品に感銘を受けて、つい学士課程の卒業論文ではフランスのビオに関する思想について論じてしまいました。

この論文はいわゆる学問って感じではなく、普通に面白く読める内容に仕上がっていると思いますので、後日わかりやすくまとめたものをアップしたいと思います。きっと興味をもってもらえるはず…!!

 

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