ブログというものを始めてからおよそ半年、なにかを書く人というのはこんなに大変なんだと実感する毎日です。そんなとき、とある強烈なフランスの作家のことを知ってちょっぴり元気をもらったのです。

こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。
現在2度目のフランス留学を経験しながら、このブログ「パリノメモ」をひっそりと運営しています。いつもご覧くださってる方々、ありがとうございます。徐々に徐々にこのブログへの訪問者数も増えつつある次第です。
さて、そんなこんなでブログの記事を執筆し続けていると、まだ慣れていないからなのか、とてつもなく疲れてしまうときがあります。
自分がその記事でいったい何を言おうとしていたのか頭が混乱してしまったり、こんな記事書いていて本当に読んでくれる人がいるのかなと自信をなくしてしまったり、指がキーボードと一体化してきてなんだか悲しい気持ちになってきたりと、一応自分は仕事のつもりでやっていますが、まだほとんど収益を得られていない以上、どうしても気力が無くなってしまうときがあるのです。
ブログを書きながらそうやってテンションが下がると、どんどん執筆の意欲がなくなっていき、悪循環にハマってしまいます。
しかし、そんな悪循環にハマってしまっては、もはやブログをやる意味など無くなってしまうので、どうにか解決しなければなりません。
友達と遊びにいったり、1人でお酒を飲んだり、人によって解決法は異なるかもしれませんが、ボクはひとまず「バルザック」に力を借ります。
!?
バルザックとは、誰しもがその名くらいは知る、フランスの大文豪なわけですが、いったい彼からなんの力をもらうというのでしょう。

バルザック(http://1000ya.isis.ne.jp/1568.html)
じつは、この男バルザック、その作品量が尋常じゃなく多いんです。バルザックが生涯で書き上げた作品は100編以上にも及ぶといわれ、生み出した登場人物はなんと2000人に達します。作品の中身だけでなく、この男、その尋常じゃない働きっぷりでも名を馳せているんですね。
なんでも、世界で初めて印税だけで生計を立てた人物だとか…(それまではパトロンをつける作家が多数)。
事業で失敗した借金を返すためというモチベーションはあったようですが、それにしてもこの労働量は尋常じゃありません。
そんなバルザックがどういう生活を送っていたかというと、それは非常にシンプルです。
コーヒーを飲んで執筆、またコーヒーを飲んでひたすら執筆、さらにコーヒーを飲みながらこれでもかというくらい執筆、ただそれだけです。

http://www.huffingtonpost.jp/2014/03/31/brilliant-people-schedules_n_5060899.htmlより
生み出した多数の作品の他に、新聞記事や論評も書いていたというのだから、妙に納得できてしまうのがおそろしいです。
※ ちなみに、重度のカフェイン中毒だったらしく、wikipediaのバルザックの項目では「コーヒーを牛飲する」という表現が使われています。「牛飲」って言葉使ったことない…。
もちろんバルザックはブロガーではないので、まったく同じだということはできませんが、媒体は違えど同じ物書きです。時代が変わって執筆方法と執筆形態が変わっているだけで、やっていることの本質は変わらないはずです(こう言うと作家の方々に失礼かな?)
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この常識はずれの男バルザックのやってのけたことに比べれば、「パリノメモ」の記事の執筆程度でヒーヒー言っている自分が少々恥ずかしくなります。
まだ慣れていないのも問題なのかもしれませんが、少なくとも気力を落としている暇がないのはたしかです。大学院に通いながらだから…と自己納得してしまうのは簡単かもしれませんが、それはただの言い訳ですし、それならなんでブログやってるんだという話になってしまいますよね。
かのトップブロガーであるイケダハヤト氏も「後に続く若者たちのためにも強調してますが、ぼくは「生産量」ハンパないですよ。」と言っていますしね。
弱音を吐いている暇があれば、ただひたすらに書き続けましょう。必要ならコーヒーも飲みましょう。
いや、せっかくフランスにいるからコーヒーじゃなくてワインを牛飲しながら書こうかな…。
慣れないブログを書いて力尽きたときに力をもらう記事 。現代のバルザック(?)
【悔しかったら、ぼくよりたくさんブログ記事書いてみろよ。】 https://t.co/1D8szNSFM3
— ジュロウ@日韓ハーフ、パリに移住 (@Parisnomemo_) 2016年9月10日
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