
こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。
2016年もボジョレー・ヌーボーが解禁しました。日本もフランスも恒例のごとく盛り上がっています。
そんな中、ボジョレー・ヌーボー自体だけでなく、日本の「ボジョレー・ヌーボー風呂」もいろんな意味で注目を集めているようです。
「今年も多くの日本人がボジョレーの風呂に入ります」
Quand les Japonais prennent des bains de… par LEXPRESS
フランスメディアであるL’EXPRESSは、ボジョレー・ヌーボーの解禁に際して、日本人が「ボジョレー・ヌーボー風呂」に浸かっている様子を取り上げました。
報じられた内容を以下に簡単に訳してみます。
▲「日本人がボジョレー・ヌーボーの風呂に浸かる様子」
▲「日本人は毎年、彼らの方法でボジョレー・ヌーボーの到来を祝います」
▲「多くの人がワインで満たされた風呂に浸かりながらボジョレー・ヌーボーを味わいます」
▲「これを楽しむ人たちは、ワイン風呂はリラックスをさせてくれ、肌の健康にも良いと考えます」
▲「しかしながら、彼らはそれと同様に、待ち望んでいたボジョレー・ヌーボー自体もたくさん試飲しに来ています」
この報道に他する反応は少なくなく、たとえばツイッターやFacebookなどのSNSでも多数シェアされているようです。
Les japonais prennent des bains de #Beaujolais nouveau, je me demande ce qu’on peut en conclure
— Gourmandise SF (@nadasto) 2014年11月20日
▲「ボジョレー・ヌーボー風呂に浸かる日本人。なんという結論を出せばいいかわからない」
Il est certain qu’en prenant des bains de Beaujolais le Japon peut être le second marché après la France #LastRT
— Sophie Dumay (@Sophie_Dumay) 2014年11月21日
▲「ボジョレー・ヌーボーの風呂に浸かってたら、日本がフランスの次の第2のボジョレー市場になるのは確実ですね」
その他にも、フランスの元首相であり現大統領候補でもあるアラン・ジュペからもフォローをされているジャーナリストのGauillaume Daudinなども日本のボジョレー・ヌーボー風呂に反応をしています(↓)
Je découvre grâce à Toshifumi Kitamura de l’#AFP qu’on fait des bains de Beaujolais au Japon #joie cc @KatellPrigent pic.twitter.com/ew0CA2gDAW
— Guillaume Daudin (@GuillaumeDaudin) 2013年11月22日
ところで、たまたまボクがこの報道を始めに見つけたのがL’EXPRESSだったんですが、Le Mondeだと、Facebookの投稿で3500回以上シェアされて、80万回以上も視聴されていますね。すごい…。
ちなみに、日本人の間ではこれを恥だと考える意見や、あるいは単純に面白いと考える意見など、さまざまな意見があるようです。。
これは恥ずかしい。国辱。https://t.co/dWLk6pipSc
— さくも (@sakumok) 2016年11月18日
ニュースでボジョレー・ヌーボー風呂の画像見たけど、フランスワイン協会とかワイナリー組合員からクレーム来るんじゃないか。
— Stefano HOSHINO (@EET_1) 2016年11月17日
ボジョレー・ヌーボー風呂なるものをニュースで見たんだが、それは生産者に大変失礼ではないのか。
— よこ (@yo_koko_) 2016年11月17日
近所のスーパー銭湯・水春でボジョレー・ヌーボー風呂をやるんですってっ
個人的には買う気はないとはツイったけど、個人的に浸かってはみたい!
— 吉川みき (@MikiYokawa) 2016年11月17日
個人的にはこのボジョレー・ヌーボー風呂に対してあまりポジティブな印象は抱いていませんが、これが日本の風呂文化なのだと言われたとしたら、なんとなく納得してしまう気もします(多分…)。
毎年ボジョレー・ヌーボーの解禁時期になると、それ自体を祝うのではなく、むしろボジョレー・ヌーボー解禁に対して人々がどのように騒ぐのかを見物するのが恒例行事となってきました。
もともとフランスが祝っていたボジョレー・ヌーボーの解禁を、日本がフランス以上に祝うようになり、日本がボジョレー・ヌーボー解禁を祝う様子をフランスが報道するようになったので、今回はさらにそれをブログにて紹介してみました。面白くなってきましたね。
それではまた!