mark-516277_1920

【奨学金】フランス政府給費留学制度に採用されるまでの「11のプロセス」

2016/12/15

かつて、フランス系知識人への登竜門とまでされたフランス政府給費留学制度に、実際にボクが採用されるまでのプロセスを11個に分けて詳細を資料化してみました。

13871857_1118474701574144_1445118406_n

こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。先日、パリに到着しました。

留学先はパリ第4(ソルボンヌ)大学の修士課程で、専攻内容は、地理学科の飲食文化研究です。

 

さて、パリに留学するにあたって、どうしても必要なものとして真っ先にあげられるのは、「資金」です。

あの物価の高い都市で、滞在を実りあるものにするためには、なによりもまず、お金が必要なのです。

その意味で、フランス、とくにパリに留学を考えている人にとって、「奨学金」を探すことは、留学準備の第一歩となるのです。

今回は、ボクが実際に採用された奨学金である「フランス政府給費留学制度」に合格するまでのプロセスをまとめたので、そのことをお知らせします。

 

スポンサーリンク

フランス政府給費留学制度とは?

概要

スクリーンショット 2016-08-12 12.02.12

 

フランス政府給費留学制度」とは、毎年、在日フランス大使館によって募集をしている、フランス留学(主に修士課程&博士課程)のための奨学金制度です。

これに採用されると、ブルシエ(Boursier:奨学金を受ける者)と呼ばれるようになり、ブルシエになることは、かつてはフランス系知識人になるための登竜門であるとされたほどです。

現在では倍率もかつてほど高くはないと推測され、門戸は比較的広くなっているようですが、依然としてブルシエの待遇は良く、この奨学金に採用されれば、フランス政府の後ろ盾を得てフランス留学をすることができるようになります。

 

特典

特典は、文系と理系で異なります。

文系の場合、修士課程1年目に留学する者に対しては月615ユーロ、修士課程2年目および博士課程に留学するものに対しては月767ユーロが10ヶ月間支給されます。

それに加え、以下の特典が与えられます。

  • 初月のみ、書籍代&文具台として700€を一括支給
  • 社会保険料の政府負担(1~2年の延長可能)
  • 住居探しの援助(パリのような激戦区でも、比較的安価(250~500€)な住居を必ず確保してくれます)
  • パリの場合、高倍率の国際大学都市(Cité International Universitaire)の学生寮に優先的に入居させてくれる
  • キャンパス・フランスの手続き料金の免除(15,000~20,000円)
  • 学生ビザ申請料金の免除(50€)
  • フランスの大学登録料の免除(400~500€)
  • 学費のかかる私立校の場合はその補助(数千ユーロ)

実際に毎月支給される額は615~767€と、決して大きな金額ではありませんが、上記の特典をすべて加味すると、この奨学金は、月1200~2000€級の補助をしてくれることがわかります。

 

選考方法

選考方法はシンプルで、①書類審査、②面接試験をのみを行います。

その2つの過程で、応募者の以下の項目のレベルを判定します。

  • 留学・研究計画の的確性(テーマ、問題提起)
  • 語学力
  • 応募者のこれまでの研究の質と総合的レベル
  • 志望動機
  • 将来のプラン
  • 学術推薦状のレベル
  • コミュニケーション力やフランスの学生生活への適応力

これらの基準をすべて点数化し、応募者に合否を決めるという具合です。

さて、そんなフランス政府給費留学制度に、ボクが実際に採用されるまでのプロセスをまとめてみます。

 

準備開始から採用まで

実際に踏んだプロセス概略

ボクが実際に踏んだプロセスを月ごとに紹介します。つまり、これは2016年9月に渡仏するとした場合の手順です。

奨学金出願の準備を始めたのは2015年で、当時ボクは大学4年生でした。

  1. フランスの指導教員探し(2015年1月~4月ごろ)
  2. DELF/DALFの受験(5月~6月ごろ)
  3. 情報収集:イメージ固め(6月ごろ)
  4. オンライン登録(6月ごろ)
  5. 所属大学の日本人とフランス人の教授を見方につける(7月ごろ)
  6. 提出書類の作成(8月~9月ごろ)
  7. 書類審査通過の通知:面接に備える(11月)
  8. 言語を選ばない多角的な面接練習(11月)
  9. 面接試験当日(12月上旬)
  10. 合格通知!(2016年1月下旬)
  11. 大使公邸での祝賀会:ブルシエの顔合わせ(2016年4月)

 

プロセスごとの詳細

各プロセスの詳細は、noteにまとめてありますので、そちらをご覧ください。

 

note:採用までの「11のプロセス」

note:採用までの「11のプロセス」

 

かなり濃密にまとめてありますので、本気でフランス政府給費留学制度への合格を目指している方にとっては、大きな力添えとなるはずです。

とくに、この資料に付録されている、「実際に提出した研究&留学計画書」と「実際に面接で使用したパワーポイント資料」は、かなり具体的にみなさんの力になれるのではないでしょうか。

 

このnote記事を読まれた方限定で、これに載っている情報以外にも、「こういった点が知りたい」などご要望がございましたら、お問い合わせフォームからご連絡ください。

内容によってはブログ記事での回答になる可能性もありますが(もちろん匿名です)、ボクの知る範囲内で回答可能であれば、お力添えいたします。

いろいろと疑問や迷いはあるかもしれませんが、まずはnote記事「フランス政府給費留学制度に採用されるまでの11のプロセス」をご覧ください。

 

 

 

スポンサーリンク

記事をシェアする
✓ おすすめ記事 ✓ おヒマなときに

-フランスに留学, 奨学金