
こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。
2016年11月上旬にパリで開催されたホテル&レストラン関係の見本市「エキップ・ホテル」に訪問してきましたのでその様子をレポートします。
エキップ・ホテルとは?

エキップホテルとは、パリで2年に1度開催されるホテル&レストラン関係の見本市です。ホテル&レストランの内装や、あるいは基本設備、厨房機器などを扱うメーカーが出展するのが特徴です。
会場はパリ市内のポルト・ド・ヴェルサイユにあり、これは近年のサロン・デュ・ショコラの開催場所と同じです。

赤印が会場の位置
基本情報については、JETROが詳細をまとめていますのでそちらをご覧ください。
ここでは、概要説明のみ引用することにします。
エキップホテルはレストランやホテルの内装デザイン・設備・厨房機器などに関する展示会で、2年に1度パリで開催されます。2016年展では、有名デザイナー達のコラボレーションによって実現した理想的な施設「STUDIO16」も見どころのひとつ。また、期間中はスターシェフが競い合うコンクールも開催予定であり、レストランと美食の最新トレンドを知ることができるチャンスです。レストラン・ホテルの内装デザインだけでなく、カフェ、バー、ケータリング、スパ施設に関する展示なども充実しています。
JETROより
なお、現地情報によると、デザインやインテリアに重きが置かれているメゾン・エ・オブジェよりも、近年ではダイレクトな商談につながりやすいエキップ・ホテルに注目が集まりはじめているようです。
実際に行ってきました

実際に会場に訪れてみると、その規模の大きさに驚きます。3つの大ホールを使用していて、そのうちのひとつはなんと3階建てです(!)
このブログの筆者であるボクもひととおり全体に足を運びましたが、4時間強かかりました。
エキップ・ホテル pic.twitter.com/TAwPqMVxe8
— ジュロウ@在仏日韓ハーフ (@Parisnomemo_) 2016年11月9日
エキップ・ホテルに参戦してきました。 pic.twitter.com/ptOooDLvIL
— ジュロウ@在仏日韓ハーフ (@Parisnomemo_) 2016年11月9日
なかでも、ワンフロアの8割ほどを占めていたフランス最大手の総合食品メーカー「トランスグルメ(Transgourmets)」の存在感には圧倒されました。

ワンフロアの8割ほどを陣取るトランスグルメ
しかも、このトランスグルメ(Transgourmets)、気前がよくなんでもかんでも試食をさせてくれます。

ステーキやその他デザートなどたくさんの試食ブースがある
挙句の果てには配布しているトランスグルメの手さげバッグには各種食品が入っていて、資本力があるなーと思わせられました。


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その他にも大統領官邸で使われる食器を作るBERNARDAUDや、国立&市立の公園や公共の広場に置かれるイスやベンチなどを作るFermobなど、大御所のメーカーも各自ブースを設けていました。

Bernardaud

Fermobのイス・ベンチは公共の公園や広場に使われている
全体的な所感としては、普段から目にする施設の内装や設備などが、こういったメーカーたちによって支えられているのだと実感した一日だったということでしょうか。
なお、実際に出展していたメーカーと立ち話をしてみたところ、2016年のエキップホテルは、波がありながらも多くの来場があり、メーカー側として大変満足のいくものであったようです。
おまけ
最後に、エキップホテルで見かけた面白いものを貼って終えたいと思います。
2段ベッドになるソファー。値段は1600ユーロ。めちゃくちゃほしい…! pic.twitter.com/GvE1Rk7WbI
— ジュロウ@在仏日韓ハーフ (@Parisnomemo_) 2016年11月9日
フランス人にウォシュレットの説明を受ける。アプリでリモコン操作可能らしい(!) pic.twitter.com/VAuXupCAFV
— ジュロウ@在仏日韓ハーフ (@Parisnomemo_) 2016年11月9日
引き続きまたなにか他の見本市に参加をしたらレポートしていきたいと思います。
http://parisnomemo.me/maison-du-sake/