【入門】さすがに見ておきたいフランスの名作映画5つはこれだ!

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こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。

今回は、フランスに興味がある人もない人も、さすがに見ておきたいとボクが思うフランスの名作映画を5つ紹介していきます!

 

ジャン=ピエール・ジュネ『アメリ』(2001)

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いま、「フランス映画」と聞けば、まずは『アメリ』を連想する日本人は少なくはないでしょう。

 

パリジエンヌに扮するオドレイ・トトゥが、パリのモンマルトルの街をコミカルに駆け抜けながら、ロマンチックな恋愛を織り成す本作は、確かにボクたちの抱く「フランス」のイメージと重なる部分も大きい。

 

しかしながら、じつは「フランス映画」は、15年前までおよそ『アメリ』的なものの正反対のものがイメージされていたのです。2001年に公開され大ヒットして以来、フランス映画のイメージを覆したといっても過言ではない作品です。やっぱりさすがに観ておきたい。

 

ジャン=リュック・ゴダール『勝手にしやがれ』(1960)

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「『アメリ』的なものの正反対のもの」とはなにか。その問いには、あえて「ゴダール的なもの」と答えましょう。

 

かつては ―― いまも一部のひとたちのあいだでは変わりませんが ――「フランス映画」といえば、ゴダールの名がすぐに挙がるものでした。彼とともに、「ヌーヴェル・ヴァーグ(新しい波)」という50年代の終わりにはじまった映画運動を担っていた映画作家たちは、「映画とはなにか」と問い続けながら、当時としてはまったく斬新な作品を生み出していきました。

 

ヌーヴェル・ヴァーグの作品は、難解すぎるというイメージが流布していますが、そのなかでもわかりやすく、おそらくはもっとも有名なのが、ゴダール『勝手にしやがれ』。

 

どうしてこの映画がすごいのか? と語ろうと思えばいくらでも語れるかもしれませんが、気張らずにまずは主人公とヒロインのうだつのあがらぬ恋模様、そのやりとりを追いかけているだけでも楽しめるはず。

 

ここが「ヌーヴェル・ヴァーグ」の入り口とも言えるかもしれない。ちなみに、ゴダールはいまだにフランス映画界の巨匠として君臨し続けています。御年78歳。いまだに新作を作り出しているから驚きです。

 

ジャック・ドゥミ『シェルブールの雨傘』

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以前、映画業界ではたらく知人のおじさんにオールタイム・ベスト作品を聞いたところ、少し恥ずかしそうにしながら、こっそり『シェルブールの雨傘』だと教えてくれました。

 

彼いわく、「ここには映画のすべてが詰まっている」。その内実は、台詞がすべて唄で表現されているミュージカル形式の、たった95分のちいさな恋愛映画です。

 

けれど、ひとつひとつのモノやヒトが、これほどの愛をもってカメラに捉えられている、そんな奇跡のような夢の世界が広がっています。いまとなっては世界的な大女優であるカトリーヌ・ドヌーヴの若き日の美しさも必見です。それだけでも観る価値があるといってもいいでしょう。

 

アブデラティフ・ケシシュ『アデル、ブルーは熱い色』(2013)

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世界に名だたるフランスのカンヌ映画祭で最高賞を受賞したこの作品は、映画界にセンセーショナルな旋風を巻き起こしました。

 

女性同士の恋愛を描いた同性愛ロマンス。映画のうちには、たとえば10分をも超す濃密なセックス・シーンが収められており、過激な性描写が話題を呼びました。

 

もちろんのことながら、それだけで評価されているわけではありません。同性愛であろうと、異性愛であろうと、愛のかたちは同じなのでしょう。二人のヒロインの切なくも美しい恋模様は、普遍的な感動を呼び起こします。

 

レア・セドゥといういまの時代を代表する女優のひとりである彼女素晴らしさが、青髪の彼女に魅了される主人公のさまに説得力をもたせます。ハリウッドのエンターテイメント大作とは、まったくちがった時間の流れ方をしている近年の傑作です。

 

『最強のふたり』(2012)

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日本を含め、世界中で大ヒットした2012年の作品です。

 

大富豪ながら頸髄損傷で障害を抱えている白人のフィリップと、そのお手伝いとして働くことになった黒人であるドリスという「最強のふたり」の実話をベースにした物語。

 

こんなに大いに笑って、大いに泣ける映画があるのか!  と観終わったころには生まれも育ちも正反対のふたりがたまらないほど好きになっているはずです。

 

移民問題が絶えないフランスという国において、さまざまな境界を乗り越え親交を深めていくというかれらの姿は、多くのひとに希望を与えることになるにちがいません。これほどまでに温かい気持ちになれる作品は、やっぱりさすがに観ておきたい。

 

おわりに

いかがだったでしょうか。

今回紹介した作品たちは、「フランス映画」といえば多くの人がまっさきに思いつく作品ばかりです。

そういった意味で、これらの作品だけはさすがに見ておいても損はないんじゃないかと思うものを挙げました。

フランス映画に興味がある人も、あるいは興味がない人も、騙されたと思ってこれらの映画をみてみてはいかがでしょうか?

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