【徹底解説】フランスの長期学生ビザの概要と申請方法&手順!!

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こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。

 

フランス留学を検討中のみなさま、「ビザの申請」ってややこしいですよね。いったい何から初めて、何をどうすれば正解なのかよくわからないものです。ぼくもそうでした。

だから今回は、すでに2度のフランス留学を経験した身として、これからフランスに留学をするために学生ビザの取得方法&手順を徹底的に解説してみたいと思います!!

※最終更新日:2016年12月23日

 

申請手順じゃなくて、申請書の書き方を知りたい方はこちらをどうぞ(↓↓)

 

概要:どんな人に申請が義務付けられているの?

フランス留学と言っても様々な形があります。

その中でも、語学留学、交換留学、大学/大学院への正規入学などが主に選択される形といえるでしょう。ちなみにぼくはフランスへの語学留学と大学院への正規入学を経験しました。

こういったいろんな形のフランス留学があるわけですが、3ヶ月以上フランスの何かしらの教育機関に留学する場合、すべての人が長期学生ビザの取得を義務付けられています。

語学学校でも、交換留学でも、正規入学でも、すべて学生ビザを取得して行かなければならないのです。でないと不法滞在になってしまいます。

ただし、「3ヶ月以上」といったとおり、その留学が「3ヶ月未満」である場合は、学生ビザの取得は必要ありません。

たとえば、1ヶ月とか2ヶ月とかの短期の語学留学であれば、なんのビザも取得せずにフランスに行ってもいいのです。

なので、この記事は、3ヶ月以上の留学をしたい人に向けられたものであるということになるのです。

あなたがもしこれからフランスに3ヶ月以上の留学をしようとしているのなら、ここから先を注意深く読んで、入念に準備して確実に「長期学生ビザ」を取得しましょう!

ちなみに、ビザの申請は渡仏3ヶ月前から可能です。大体みんなけっこうギリギリでやっていますが、大事な手続きなので少し余裕をもちたいところですね。

 

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申請手順:なにから始めればいいの?

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ただ、3ヶ月以上のフランス留学を志して、いざ長期学生ビザを取得しようと思い立っても、実際に何から始めればいいのかはよくわからないものです。行政手続きってどこから手をつければいいのか、いつも困りますもんね。

だから、ひとまずここでは、学生ビザの申請に着手してから、実際にビザを取得するまでの一連のおおまかな流れをまとめてみます。頭の中にこの流れを入れて、ひとつひとつ着実にクリアしていきましょう。

学生ビザ取得までの大まかな流れは以下のとおりになります。

 

① Campus France(フランス政府留学局)にてオンラインフォームを提出

② 各種申請書類の準備を進める

③ 学校登録のためにCampus Franceで面談

面談で聞かれる内容はこちらの記事で解説してます。

④ 教育機関から(仮の)受け入れ許可が降りる

⑤ 大使館にビザ申請日時の予約をする

⑥ 実際に大使館にてビザ申請をする

ぼくが申請しに行った時の様子はこちらの記事。

⑦ ビザシールを貼られたパスポートを受け取る

 

…という感じです!もっとざっくり言うと、「オンラインでいろいろと情報を提出」→「面談して学校の(仮の)受け入れ許可をゲット」→「いざ、ビザを申請」→「ビザをゲット」って感じですかね!!

ちなみに、ぼくがフランス大使館にビザ申請をしに行ったとき、ぼくの前の女性がCampus Franceにオンラインフォームを提出していない状態で来ていたため、1時間ほど並んだにもかかわらず30秒で門前払いされていました

それだけなら、また再トライすればいい話なんですが、下手したら渡仏時期に間に合わずに「また来年!」なんてことにもなりかねないので、細心の注意を払って準備を進めましょう。

 

申請書類:どんな書類が必要なの?

着実にひとつひとつのステップを踏んで、オンラインフォームとか提出して、学校の受け入れ許可とかゲットして、いざ本当に学生ビザの申請をする段階まで来たとします。すでに疲れ果てているかもしれませんが、じつは本番はここからです。

というのも、学生ビザの申請書類の準備が、これまた大変なんです!

どんな申請書類を準備しなきゃいけないのか実際に確認をしてみましょう。

まず、在日フランス大使館のホームページへ入ってください。

すると、「ビザ」という項目があるのでそこにマウスを合わせて「各種ビザ案内」をクリックしてください。ここからはややこしいので画像と一緒に説明しますね。

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▲トップページの「ビザ」というところにカーソルを合わせて「各種ビザ案内」をクリックします。

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▲すぐに目に入る「学生ビザ」という項目をクリックします。

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▲「学生ビザ(3ヶ月以上)」をクリックします。

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▲ページの下の方に行くと「必要書類リスト」という項目があるのでそれをクリックします。すると、Wordファイルのリスト一覧がダウンロードされます。

 

これでようやく学生ビザを申請するために必要な書類のリストを確認することができます。いったいどうして役所のホームページというのはいつもこうもややこしいのでしょう…。ちなみに、「必要書類リスト」という項目の下にある「ビザ申請書」と「移民局提出用フォーム」というのも、クリックするとダウンロードが開始されるので、この時点で入手しておきましょう。「ビザ申請書」も必要書類の1つだからです。

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「ビザ申請書」と「移民局提出用フォーム」をダウンロード

 

さて、一応ここにも、申請に必要な書類を書き出してみます。

 

① 長期ビザ申請書

申請書の書き方はこちらの記事で解説しています。

② 証明写真1枚

③ パスポート原本+個人情報と署名ページのコピー(※過去10年以内に発行されていて、ビザ申請日から3ヶ月以上の有効期限があるもの)

④ ビザ申請料金(50ユーロもしくは相当の円貨)(※現金での支払い)

⑤ 教育機関の(仮の)受け入れ許可+コピー1部

⑥ 経済証明+コピー1部

⑦ 移民局(OFII)提出フォーム

提出フォームの書き方はこちらの記事で解説しています。

⑧ (郵送でパスポートを受け取る場合はレターパック(赤)もしくは600円分の切手と封筒)

 

見てもらえればすぐにわかるとおり、けっこういろんな書類を準備しなければいけません。大変ではありますが、夢であるフランス留学を実現するためにひとつずつ確実にクリアしていきましょう!

 

書類がそろったらネットで予約をして在日フランス大使館に行こう!

無事にすべての書類をそろえ終わったら、いよいよ在日フランス大使館に出向いて実際にビザ申請を行います。

ただ、ここで注意をしなくてはならないのは、フランス大使館に行く前にオンラインで予約をしなければならないということです。ビザを申請したい人がフランス大使館に全員集まるので、混乱を防ぐためにみな予約しなければならないんですね。

 

ちなみにフランス政府給費留学生である場合と交換留学を希望する場合は、水曜日の9時~11時半の間だけ予約無しで直接行くことができます。オンラインの予約をする必要がないだけで、現場で並ぶには並ぶのであまり期待しないでください。

 

ビザ申請のオンライン予約

オンラインの予約手順は以下のとおりです。

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大使館ホームページで、「ビザ」の項目にカーソルを合わせ、「ビザ申請予約システム」をクリックします。

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▲ページなかほどにある「こちらをクリック」をクリックします。

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▲すると予約フォームに飛ぶので、「同意する」にチェックを入れて「次へ」をクリックします。

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▲希望する日時を決めて「次へ」をクリックします。ちなみに7月~8月は混雑してなかなか空きがないので早めに予約をしてしまいましょう

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▲各種必要項目を埋めて「確認(Confirm)」をクリックすると、予約が完了して、「参照番号」が渡されます。その番号は大使館に行く際に必ず控えておきましょう。

 

指定した日時にいざ大使館へ

オンライン予約を完了して、実際にフランス大使館に出向くと、けっこう長時間並ばされます。とくに7月~8月の時期は混雑しているので1時間くらいは普通に待ちます。炎天下の外で30分、微妙にしか空調が聞いていない室内で30分ほどです。飲み物は必ず持っていきましょう。できればうちわとかも持っていきましょう。

実際にぼくがフランス大使館にいったときの様子とかは以下の記事にまとめてあります。参考にしてみてください。

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9月からの渡仏に向けて、学生ビザの申請をする時期になりました。通常、渡仏3週間前からのビザ申請が推奨されているため、このタイミングで大使館に出向...

 

一応ここでポイントを2つだけ伝えておきます。

① 証明写真の撮影機は、じつはフランス大使館内にあったりします。写真をもっていくのを忘れてしまっても慌てる必要はありません。

② もちろん担当者にもよりますが、役所であるという性質に加え、フランス機関であるということもあって、申請書を受理する人はけっこう高圧的です。「自分なにか悪いことしたっけな…」って傷ついてしまうくらい高圧的です。ただ、実際にフランスにきたらそんなことばかりなので、ここでくじけてはダメです。むしろフランス留学はこの時点ですでに始まってると思って、「フランス」という国を練習するつもりで行きましょう。

 

なんとか無事にフランス大使館での申請を終えたら、最終的に長期学生ビザが発行されるまでに最短で1週間ほどかかります。ただ、1週間で発行されたら万々歳程度に考えて、2週間くらいかかる覚悟をしておきましょう。

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▲ちなみに学生ビザはこんな感じです。これがパスポートの空きページに貼られます。これを手に入れたら、いよいよフランス留学も間近だなと、気合いが入ってきます。

 

学生ビザが貼られたパスポートの受け取り方法は①直接出向いての受け取り、②郵送での受け取り、③代理人による受け取りの3つの方法があります。

郵送だとなんか不安だったのでぼくは直接出向いてパスポートを返してもらいましたが、周りの友人は郵送でも普通に受け取ることができたようです。ちなみに代理人による受け取りの場合、委任状が必要です。

パスポートの受け取り方法の詳細説明はフランス大使館HPのこのページを参照してください。

 

本当にそれで大丈夫?チェック項目をまとめてみた

さて、べらぼうに大変な準備をひとつひとつ進めて、実際にフランス大使館にビザ申請をしに行く時、本当にこれで全部そろっているのだろうかと不安になります。

お金にも時間にも余裕があればいいのですが、広尾という微妙な立地ゆえに交通費が地味に高いのと、混雑期は予約が取りづらいから一度しくじると、最悪の場合渡仏までにビザ取得が間に合わないなんてこともあるので、できるだけ一回で完璧に申請を済ませてしまいたいものです。

そこで、すべての準備が整ったと思って、これからいざフランス大使館にビザ申請をしに行こうとする人に向けて、本当に準備がととのったのか以下にチェック項目を作ってみました。

 

✔ Campus Franceにオンラインフォームを提出して面談を受けましたか?

✔ 申請書類は本当に全部そろえましたか?もう2回くらい再確認しましょう。

✔ パスポートは10年以内に発行されていて、ビザ申請日から数えて3ヶ月以上の有効期限がありますか?

✔ パスポート&経済証明&受け入れ許可書のコピーは用意しましたか?

✔ 50ユーロ相当の現金は用意しましたか?

✔ オンラインで大使館訪問日時を予約しましたか?日時は間違えてないですか?

✔ パスポートを郵送で受け取りたい場合はレターパックか封筒+切手を用意しましたか?

✔ 飲み物は持ちましたか?夏に行くと熱中症になりかねません。

✔ 大使館の高圧的な態度に傷つかない覚悟はできましたか?

 

 

以上が長期学生ビザの概要と申請方法&手順となります。夢にまで見たフランス留学を叶えるために、ひとつひとつ確実に準備をしていきましょう!

合わせてこれらの記事もどうぞ(↓)

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こんにちは、マエダジュロウです(@Parisnomemo_)。 この度、人生で2度フランス留学を体験したぼくが、ついに「フランス留学プロモ...

 

 

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