日韓ハーフの僕がフランス系のブログで「ハーフ論」を語ろうとする理由

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こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。

 

ボクは現在フランス在住のブロガーをやっているわけですが、生まれながらにして「日韓ハーフ」というものもやっています。

 

ハーフとして生きてきて思ったこと・考えてきたことをこれまでにチラホラと記事にしてきたわけですが、

バイリンガル
こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。 ...
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日韓ハーフ&バイリンガルという生い立ちゆえ、人によっては物珍しくみえるようで、とくに初めて会う人にはいろんな質問をされます。韓国に友達はいるのか...

 

このたび、正式にブログ内に「ハーフ論」というカテゴリーを設けることにしました。
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…とはいったものの、「パリノメモ」というブログタイトルからもわかるように、基本的にこのブログはフランスに関する情報を発信するために開設しました。フランスの大学院に通いながら、これからフリーランスとして事業を組み立て、そのままフランスに移住する計画ですので、その過程を情報化できればなと思ったわけです。

 

そんなフランス系ブログである「パリノメモ」にて、なぜボクはあえて「ハーフ論」というカテゴリーを設けたのでしょうか。

ボクが日仏ハーフならわかるのですが、ボクは日韓ハーフです。血統的にフランスとは関係がありません。

 

 

ボクがこのブログで「ハーフ論」を語ろうとする理由は、移民が多く、それゆえにハーフやクォーターが普通の存在であるフランスという国に暮らしていると、どうもこれまでの人生でボクが「ハーフ」として経験してきた体験や、それを通して感じたことについて、改めて考え直す機会が多かったからです。

社会的なマイノリティーであるハーフとして生きてきて、良いことも悪いこともいろんな経験をボクはしてきました。

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日韓ハーフとして生まれたら、日韓政治について考えることを強要されなきゃならないのでしょうか。決してそうは思いません――。 ...

 

それがボクにとっては普通のことだったから、そういうものなんだろうなと思って生きてきたわけですが、いざ生きていく環境をハーフ先進国(?)であるヨーロッパの国にシフトしてみると、そうでもないということに気づきました。さっきも言ったとおり、こっちではハーフなんて普通のことですし、他血統の入った人間が多数いるからこそ、シビアでもあります。変にその人の文化的なところに干渉したら、下手すると差別的行為とみなされて社会的問題につながることだってあります

もちろん、島国である日本と、陸続きであるヨーロッパの国とでは、事情が違うのだから分けて考えるべきだという意見もあります。ところが、みなさんすでにご存知のとおり、近年では島国であろうと他国との活発な交流が可能になってきています。

近年の急速な国際社会の発展によって、国際結婚の事例も増加して、日本にも「ハーフ」という存在が、確実に増えてきているのです。

 

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WEDGE Infinityのハーフ増加に関する記事

 

ボクが子供だったころは、ハーフという存在は体感的にせいぜい学年に1人か下手したら学校に1人いる程度のものでしたが、今やクラスに1人、いやそれ以上の存在になってきていると計算されているのです。

数字データが必ずしも実情を反映していないことはしばしばありますが、それでも、日本に他国の血統がどんどん混じりこんでいるということだけはたしかな事実であるといえるでしょう。

ボクは1992年生まれ、現在24歳の日韓ハーフです。日本での学生時代を抜け、ようやく大人になったハーフです。

すでに社会に出て活躍されているハーフの方々も多数いるようですが、それ以上に、これから大人になっていくハーフの子供たちがたくさんいます。というのも、ちょうどボクが生まれた1992年前後(87~95年)にハーフの新生児が急速に増え始め、その後2006年に「30人に1人」のピークに達しているからです。

大多数のハーフは、いまはまだ大人にはなっていないのです。

 

まだまだハーフというものが寛大に受け入れられていない日本という国で生きていく以上、また、良い意味でも悪い意味でも「和」という名の空気を乱す存在を嫌う日本社会で生きていく以上、残念ながら彼らはこれから辛辣な経験をしていくことも多いでしょう。実際にボクがそうだったのですから。イジメられることも多かったです。

 

だからこそ、彼らが少しでも日本社会にうまく受け入れられてもらえたらなという願いから、ハーフ増殖時代に先陣切って生まれたボクがこれまでに経た体験を踏まえて、率直に、そして理性的にボクなりの「ハーフ論」というものをこれからこのブログでチラホラ発信していこうと思うのです。

 

これから大人になるハーフの後輩たちがうまく日本社会に馴染んでいけるように、先輩として、少しでも意味のあるメッセージを日本社会に届けられれば嬉しい限りです。

 

ちなみに、Twitterには「日本最大級のハーフ交流コミュニティー」なんてアカウントもあって、日々、ハーフに関するいろんなニュースをピックアップしています。ボクもけっこう愛読しています。

 この記事へのコメント

  1. まり より:

    たまたまネットサーフィンをしていたら、前田さんのブログに行き着きました!
    前田さんのブログで共感できる点が多々ありました。
    実は、私も純日本人の父と純韓国人の母を両親にもつ純日韓ハーフです笑
    91年生まれで日本生まれ育ち、大学は韓国で在学しており、境遇が似ていると思い連絡させていただきました!
    私はドイツに行こうか迷い中です〜

    • parimo より:

      コメントありがとうございます〜!
      純日韓ハーフ、ぼくらの世代ではいるようで意外と少ないですよね!笑
      なにか機会がありましたら、ぜひお酒でも交わしましょうー!

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