フランス語学習者の間に流れる3つの「嫌な感染症」

2017/02/05

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こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。

 

フランス語を学び始めてかれこれ8年が経過しました。

いまだにフランス語は苦手ではありますが、弱音を吐きながらも奨学生としてフランスの大学院に通うまでになりました。

 

ずーっとフランス語を学び続けてきてわかったことは、フランス語学習者はとある「3つの悪いクセ」に感染する傾向があるということです。その「3つのクセ」、むしろフランス語学習において邪魔なので、感染しないように気をつけましょう!

 

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日本語で言えばいいのにフランス語で言う

ようやくフランス語が伸びてきたころに訪れる感染症が、「日本人との会話でやたらとフランス語の単語をいれてくる」という現象です。

 

もちろん、しばらくの間フランス語を使い続けていたらとっさに日本語の単語が出てこなくてフランス語の単語で代用するということは多々あります。それはしょうがないですし、ボクもやります。

 

でも、なにかと必要のないところでフランス語の単語・表現を連発するという人が多々います。この感染症の原因は不明ではあるのですが、おそらくようやくフランス語をある程度使えるようになってきて、それを主張したいというモチベーションが根本にある気がします。

まぁ、じつを言うとボクも一時期感染されたことがあるわけですが、日本語の会話の途中で突然フランス語の単語を入れられても何を言ってるのかわからないし、それを聞き取れなかったときに「どうせ私はフランス語が下手だからね…」とか、あるいは逆に「これも知らないの?」と言ってくる人たちに何度か会って、これは迷惑でしかないな…と思いやめました。

日本語の会話は日本語で、フランス語の会話はフランス語で、言語は「意味を相手に伝えるもの」であるということを意識して運用しましょう。

 

 

「◯年いるけど全然できないんですよ」をやたらと強調

フランス留学関係のコミュニティに属していると、妙に自分がフランス語を話せないことを強調してくる人がいます。

 

謙遜という日本の文化があるので、そんなに変とは思わないし、むしろ美しいとも思うのですが、聞いてもないのに「いやー、2年いたんですけどフランス語全然しゃべれないですよ〜!!(笑)」とやたらめったらと強調してくると、謙遜を通り越して、自分がいかに無能であるかを自ら主張しているようにしか見えません。

この感染症の原因は、フランス語を喋らなくてはならない場面に遭遇したときのための自己防衛意識であると考えられます。先にフランス語ができないことを言っておけば、「この人何年もフランスにいるのにフランス語しゃべれないんだ…」と思われないからです。

 

フランス語は難しいです。相当優秀でなければ、1,2年程度留学したぐらいではそう簡単に習得できるものでもありません。ボクだって先が遠すぎて毎日くじけそうです。

だから、自分ができないという事実を真摯に受け止めて、無理に自分の自尊心を守る行為はやめましょう。それが一番のフランス語マスターへの近道です。

 

無理に分かったフリをする

フランス人を交えて会話をすると、聞き取れないことだらけです。

 

もちろんグループの会話をその都度遮るわけにもいかないし、ずっと聞き続けて、その全体的なニュアンスで内容を理解できるということもあるので、基本的には「分かっているフリ」というのは言語学習において大事な手段です。全然わかんないといったら、そもそも話しかけてすらくれませんからね。

 

ただ、聞き返せるときには聞き返さないと、あるいはわからない単語があればちゃんと聞かないと、永遠にフランス語は進歩しません。

どんな簡単な表現でも、「聞き返したら、フランス語できない人って思われて恥ずかしいな」と殻に閉じこもってしまうと、その表現を習得することは一生できないのです。

いずれ恥をかかないように、その場で恥を書いておきましょう。

 

 

「フランス」という国あるいは文化自体が日本人にとっては高尚なものであるため、フランス語学習はプライドをどこまで捨てられるかが鍵になってきます。わからなければわからないと言う、自分がフランス語をできないことを認める、そういった素直な姿勢こそが、フランス語を伸ばすもっとも有効な手段なのです。

じつはこれら3つの感染症、ボクも全部感染したことがあります。でも、一時のプライドを守ることはできても、ずーっと自分に自信がなくなるなって思ってやめました。恥をかいてもいいから、地を這いつくばる勢いで学習しようと思ったのです。

ずーっと、微妙な笑顔で会話に交じるのではなく、いつか心から笑いながらフランス語で会話をできるように、最初のうちはプライドを全部捨ててしまいましょう

 

【note記事】ソルボンヌ大学院に通いながらフランスで働いているぼくが自分のフランス語学習歴を赤裸々に語る

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