日韓ハーフが実際にされて困った質問3選

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日韓ハーフ&バイリンガルという生い立ちゆえ、人によっては物珍しくみえるようで、とくに初めて会う人にはいろんな質問をされます。韓国に友達はいるのか、家では何語で話すのか…などなど。今回はその中でもっともよく聞かれる質問を3つ紹介します。

日韓ハーフ、パリで起業。

 

1.ワールドカップではどっちを応援する?

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ものすごい頻度できかれる質問です。

ワールドカップを観戦しない人もいるだろうに、全員が全員ワールドカップを見てるという前提でされる質問なので、返答に困ります。

この質問をされるとボクは、「なぜワールドカップを見ていることが前提なのか」と返しますが、どうも質問者にとっては納得がいかない回答のようです。

ただ、正直にいうと、幼い頃から日本の友達であれ韓国の友達であれ、ずーっとこの質問をされてきたので、それが原因でボクはワールドカップを見なくなりました。

というのも、ボクにとっては日本も韓国も大好きな国なので、どっちが勝ってもどっちが負けても、「へー」ぐらいにしか思わないにもかかわらず、「どっちかを応援しなければならない」という外部圧力をかけられるのに辟易したからです。

争わずに平和にいきましょう。

 

2.普段、どっちの言語で考えているの?

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これまた、本当によく聞かれる質問です。これは、日韓ハーフだからというわけではなく、ネイティブ言語を2つもっているバイリンガルだからこそされる質問であるといえます。

もちろん、新聞を読んだり論文を書いたりと、高度な言語運用になってくると日本語のほうが圧倒的に楽ですが、こと日常会話レベルについて言えば、日本語も韓国語もほぼ同じくらいスムーズに運用することができるため、それに気づいた周囲の人が、「どっちもそんなにできるなら、普段はいったいどっちで物事を考えているんだ」という質問をしてくるわけです。

これに関しては基本的にこれまで、「頭の中で考えるときって言語使う…?」と答えてきました。

つまり、頭のなかで思考するときは、モヤモヤっとなにかが思いつくわけであって、言語は関係ないというロジックです。

ところが、大学に入るまではこの回答にけっこう自信を持っていたのですが、どうやら世の中の学問は進んでいるらしく、思考をする際、思考が先行するか言語が先行するかは、大きく意見が割れているようです。

そういった世の中の研究も踏まえたうえで、いま質問されたら、「日本にいるときは日本語で、韓国にいるときは韓国語かな…」と答える気がします。

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3.軍隊にはいかなくていいの?

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父親が日本生まれ日本育ちの純日本人であり、母親が韓国生まれ韓国育ちの純韓国人であるため、国籍に関する質問の延長でよく聞かれることです。

日本人にとっては、ボクが韓国の血を引いているということで、韓国の国籍ももっていると解釈してしまう場合があるようで、徴兵されることはないのか気になってしまうようです。

一方、韓国人にとっては、ボクはまず日本人であると自己紹介しますが、あまりにも韓国語が流暢であるため、韓国人であると認識されることが多く、あのつらいつらい徴兵制度はどうやって対処したのか気になるようです。

実際には、ボクは日本国籍だけをもっている正真正銘の日本人であるため、韓国軍に入隊をする義務は全くありません。

その分、青春の2年間を軍隊にささげている韓国の友人たちを見ると、自分は彼らに比べて2年間の猶予があるのだから、いろいろとがんばらなければなぁと思ったりもします。

もちろん、彼らは彼らなりで2年間の軍隊生活で得るものは大きいかとおもいますが、それでもやっぱり日本国籍でよかったなと想います。

日韓ハーフ、パリで起業。

こうして振り返ってみると、「質問をされる立場」というのは悪く無いかなと思います。というのも、周囲の人がこういったいろんな質問をボクにしてくれることで、ボクはあらためて、たとえばワールドカップと愛国について考えてみたり、思考と言語の関係性を検討してみたり、徴兵制の存在について考えてみたりする機会を得ることができたからです。マイノリティとして生まれた恩恵であると考えるのもいいかもしれません。

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