
こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。
現在、ソルボンヌ大学でオーガニック食品について研究をしているという状況下、フィールドワークというものをちょくちょくやります。生産者や消費者へのインタビューであったり、あるいはオーガニック関連の機関で研修をしてみたりと、幅広いフィールドワークの可能性があるわけですが、今回は、「オーガニックスーパーで買ったオーガニック食品を実際に食べてみる」という体験をしてみました!
つまり……研究調査という名の下で、優雅な食事を満喫するだけですよー!
「オーガニックビール」 ✕ 「オーガニックソーセージ」
今回、オーガニック食品を購入した場所は、パリを中心に計141店舗を展開している大手オーガニックスーパーチェーン「Naturalia(ナチュラリア)」。
家から自転車で10分程度の場所に店舗があったので昼過ぎに出向いてみました。

なんとなく日本のナチュラルローソンを思わせる佇まいだけど、基本は赤が色調のスーパーなので、店によって違うみたいです。

店内には、フランスらしくハダカでバラ売りの野菜が並んでおり、

なんとエッセンシャルオイルを置いてあるコーナーも。個人的にちょっと必要だったので1つ買っちゃいました。
さて、遊びに来たわけではないのでささっと材料を揃えてしまいましょう。
「調理」 ✕ 「実食」
今回購入したオーガニック食品は以下の3点。

フランスの定番オーガニックビール、「JADE」。1986年に正式なビオ認証(ABマーク)を取得したフランス初めてのオーガニックビールです。ABマークが作られたのが1985年のことなので、ほんとすぐに「JADE」に認証が与えられたんですね!
値段は650mlで3.7ユーロ、日本円でおよそ425円です(2016年10月)。値段はちょい高めかな。

こちらは「ROSTAIN」のハーブ入りソーセージ。「ROSTAIN」は、1967年に創業開始した100%オーガニックの肉&加工肉メーカーです。しっかりと、ABマークとEUロゴがかっこよく刻まれていますね!こちらのハーブ入りソーセージ、値段は230グラムで5.89ユーロ、日本円にしておよそ675円(2016年10月)。なんか日本円にすると、リアリティ出てきて若干高く感じるな…。
最後に、ビールとソーセージだけでは物足りないのでザワークラウト(仏:シュークルート)も購入してみました。なんとなく、ビール、そしてソーセージときたら、付け合せにこれが真っ先に思い浮かんだのです。値段は380グラムで2.3ユーロ、日本円でおよそ263円です!
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いざ、調理へ。
調理とはいっても、ソーセージを焼くだけです。

中火弱でじっくりと、片面ずつ焦げ目をつけたあとに、最後に水を加えてサーッと蒸したら感性です。ハーブ等が中に入っていてすでに味がついているので何も加えません。

ソーセージとザワークラウトだけじゃ、ちょっと夕ご飯にしては物足りないので、オリーブオイル&塩コショウで和えたパスタを添えてみました。パスタは普通に家にあったので、あえてオーガニック食品は買いませんでした…。

ビールを注いで、ソーセージをガブリと……うまっ!
オーガニック食品の味を表現するのにはすでに使い古されている気がするけど、すっごい素朴な味がする!おいしい!
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ガッツリ食べて、ビールも、残しておいても仕方ないので全て1人でいただきました。今回かかった費用は合計11.89ユーロ(1363円)。一人暮らしの晩御飯にしてはちょっと贅沢かな!
とはいえ、大変勉強になりますので、またこれからも「オーガニック食品」✕「優雅なひと時」の小企画は、ちょくちょくやっていきたいと思います。
それではまた!