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あなたの家賃は正当?パリの家賃相場を地区別に確認できるサービスを紹介

こんにちはマエダジュロウです(@Parisnomemo_)。

これからパリに暮らそうとされているみなさんにとって、住居の確保は一番のネックだと言っても過言ではないでしょう。

というのも、食費とかその他の出費はそもそもそんなに高いものではないし、節約しようと思えばいくらでも節約できるけど、住んでいる場所の家賃だけはどうしようもない重い負担だからです。

パリの家賃はべらぼうに高いし、しかも人気があるからこそ、そもそも探すのすら一苦労です。だから、場合によっては貸す側が不当に高い家賃を請求するという残念なこともしばしば起こっています

そんな状況を受けて、今回はそんな不動産価格や家賃相場が世界トップレベルのパリで、騙されずに正当な家賃を見極めることのできるサービス「Encadrement des loyers(アンカドルマン・デ・ロワイエ)」を紹介します!

 

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「Encadrement des loyers」とは?

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Encadrement des loyers」とは、フランスの住宅省が2016年夏に新たに開設したパリの家賃相場をチェックするサービスです(※現在はリールも対応しています)。

じつは、需要が高いがゆえに不当に値上げがされる傾向にあるパリの賃貸アパルトマンの家賃を統制するために、住宅省は2015年に「家賃の参照価格を設定する法律」を施行しました。「参照価格」ってのは、まぁつまり「相場」のことですね。

その「相場」をチェックするために、このサイト「Encadrement des loyers(アンカドルマン・デ・ロワイエ)」を設立したわけです。

 

ほかにも民間でこういったサービスを提供しているサイトはいくつかありますが、「Encadrement des loyers」はフランスの政府機関である住宅省が管轄しているので安心&信頼のできるサービスですね。

これからパリに住んでアパルトマンを借りようとしている人たちにとっては心強い見方となるのではないでしょうか!

 

使い方:パリの地区別家賃相場をチェック!

それではさっそく使い方を説明するがてらパリの地区別の家賃相場を見てみましょう!今回は、ぼくが住んでみたいなと思う物件情報を入力して、その家賃相場を見てみることにします。

※ちなみに、このサービスのURLはこちらです。

 

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▲まずトップページに入ったら中央左の「À PARIS」を選択してください。もちろんリールに住んでるのならリールを選択してください。今のところ住宅省の参照価格の法律の対象がパリとリールしかないので、これら2つしか選択することができません。

 

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▲次に、自分がアパルトマンを貸す側なのか借りる側なのかを選択します。「貸す側」を選択したいところなのですが、不動産なんかもってないので、ひとまずはおとなしく「借りる側」を選択します。

 

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▲すると、その物件がいつ建築されたのかを選択するページが出てきます。建物が古ければ古いほど価値があがるフランスなので、古い方を選択したいところですが、ぼくはぜんぜん新築のほうが好きなので一番右の「1990年以降」を選択してみます。

 

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▲次は部屋数を選択するページです。どうせ住むなら寝室と仕事部屋って感じで2部屋くらいあればなーと思うので「2 pièces」を選択してみます。

 

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▲「家具付き」か「家具無し」かを選択します。いちいちIKEAまで行って家具を買うのは面倒なので左側の「家具付き」を選んでみます。

 

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▲今度は、賃貸契約にいつサインしたのかを選ぶページです。法律の施行のタイミングの問題で、いつサインしたのかによって家賃相場も変わってくるんですね。右側の「2016年8月1日〜2017年7月31日」を選択してみます。

 

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▲物件の面積を入力します。適当に「30平方メートル」と記入。

 

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▲払ってる家賃を入力。このサービスは正確に言うと、「家賃相場」をチェックするものではなくて、「現在払ってる家賃が正当か」をチェックするものなので、すでにこの物件に住んでいる前提になっています。というわけでぼくは現在、いま情報を入力している物件に対して毎月1000ユーロの家賃を払っていると妄想してみます。

 

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▲物件の位置を選択します。住所を直接入力してもいいですし、地域区分を選択してもOKです。5区のカルティエ・ラタンとかに住んでみたいのでココをクリックしてみます。

 

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▲すると診断結果が出てきます。住宅省のこのサービスによると、ぼくが選んだ物件の家賃相場は852ユーロで、高くても1022.4ユーロに収まるそうです。意外と安い!まぁでも、この立地だと、家賃を払えるかどうかよりも空き物件を見つけられるかどうかがまず大変なんでしょうね…。

 

家賃が不当だった場合は?

ところで、家賃の参照価格、つまり相場をチェックするサービスがあるということは、不当に高額な家賃を請求されるという事態がしばしば起こっているということを示唆しています。

それでは、そうやって不当な家賃を請求されていたらどうすれば良いのでしょうか?

まず、このサービス内に、不当な家賃を入力してみます。

 

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▲ぼくが入力した情報の物件の場合、家賃相場は852ユーロから1022.4ユーロとのことだったので、その範囲を大幅に超過した1500ユーロの家賃を毎月払っていると過程して入力してみます。

 

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▲すると診断結果のページに、「あなたの家賃は相場を超過しています」とできてきて、解決策指南ページへのリンクを提示してくれています。ここでは解決策に関しては割愛しますが、大家に直談判か、あるいは県の調停委員会や裁判所を利用するのが主な方法として紹介されています。

困っている方もいらっしゃるかと思うので、解決策の詳細が説明されているリンクをこちらに貼っておきます(仏語)。

→ http://www.encadrementdesloyers.gouv.fr/loyer-trop-eleve.html

 

いかがだったでしょうか。

このページは自分がアパルトマンを探す時に不当な家賃を請求されないように手助けしてくれるという便利なサイトですが、じつは他の人がどの程度の家賃を払っていて、それゆえにその人がどの程度の収入を得ているのかを推定できたりもします。

パリという生存激戦地帯を生き抜くためにも、こういった情報に対しては常に敏感になっておきたいものです。

このサービスは、ひまなときに普通にいじってるだけでも楽しいですしね!

それではまた!

Encadrement des loyers」はコチラ

 

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