こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。
多くの旅行者や外国人は、パリを「愛の街」と認識することがしばしばあるようです。そう、アムール!
実際にぼくもパリに4ヶ月ほど住んでみて、セーヌ川のほとりや、シャンゼリゼ通りなどで多くのカップルを見かけると、「愛の街」というのも納得という感想です。
それでは、実際にパリに住んでいる女性たち、つまりパリジェンヌたちにとっては、パリは本当に「愛の街」なのでしょうか!?
なんと今回、ぼくと仲良しの「TIPAのフランス日記」のアントワーヌが、実際に街角インタビューをしてきました!

※当ブログ「パリノメモ」は、フランス語学習サイト「TIPAのフランス日記」より画像の使用を正式に許可されています。
街角インタビュー:あなたにとってパリは「愛の街」ですか?
アントワーヌが行った街角インタビューの内容をさっそく見てみましょう!


▲1人目のパリジェンヌ、外国人がパリに「愛の街」というイメージを抱いているということを伝えて、それについてどう思うか聞いてみます。

▲すると、あっさり認めるも…?


▲実際に住むとなると、それどころではないと言います。そりゃそうだ…。パリって、失業とかホームレスとか、いろんな社会問題も抱えてますもんね。

▲別の女性も、「愛の街」というパリのイメージは映画などで作られたものだと主張します。

▲ただ、パリという街自体には、素敵な場所がたくさんあると付け加えます。

▲お次のパリジェンヌたちは、パリだろうがヴェネツィアだろうが、恋愛はいつでも始まる可能性があると言います。ひねくれた表情!笑

▲また別のパリジェンヌも、いくらロマンチックなパリでも、実際に住むと日常に呑み込まれてしまうと言います。

▲うんうん、わかりますその気持ち…。
ここまで見ると、パリが「愛の街」だというのは多くの外国人旅行客が作り上げた幻想で、実際に住んでいるパリジェンヌたちからしてみれば、パリも他の多くの都市と同じような「現実の街」なんだということがわかります。
ただ、パリという街ではなく、自分にとって「愛」は大事なのかと質問すると、面白いことがわかってきます。
それでは、あなたにとって「愛」は大事ですか?


▲パリは「現実の街」だけれど、あなたにとっての「愛」とはなんなのかと聞くと、即答で「とても大切」と返ってきます。

▲とっても幸せな家庭を築かれているのですね。

▲先程のパリだろうがヴェネツィアだろうが関係ないというひねくれた(?)パリジェンヌに「大恋愛(le grand amour)」の経験あるあるかと聞いてみます。

▲即答で肯定。あるんかい!!(※ちなみにその彼とは現在婚約中だそうです。)

▲最後に、こちらのパリジェンヌにもストレートな質問をします。愛はどれくらい重要ですか?

▲重みと深みある声で「人生で一番大切」と答えます。自信に満ちた表情です。

▲さきほどのひねくれたパリジエンヌ(?)にしたのと同じ質問をします。すると…

▲満面の笑みで、現在の夫がその相手だと答えます。なんて素敵な笑顔なのでしょう。
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いかがだったでしょうか。
パリという街自体が「愛の街」なのかと聞くと、「実際に住むとそうでもない」と答えるパリジェンヌたちですが、いざ自分たちの恋愛について聞かれると、みな自信を持って「自分は愛も一番大切にしている」と答えます。
パリジェンヌたち自身はパリを「愛の街」だとは思っていなくても、彼女たちのこういった姿勢こそが、パリを「愛の街」だとぼくたち外国人に思わせる要因となっているのではないでしょうか。
素晴らしい街ですね!アムール!
なお、インタビューのフル動画はフランス語学習サイト「TIPAのフランス日記」の第111話エピソードに含まれています。こういった楽しいエピソードを見ながらフランス語を学ばれたいという方はぜひ訪れてみてください!
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