【奨学金】ロータリー財団の補助金に実際に申請をしてみてわかったこと

2016/10/28

2017-2018年度のロータリー財団補助金奨学生の募集が始まっておよそ1ヶ月が経ちました。現在、出願準備を進めている方の参考になればと、ボクの実際の出願の記録を公開します。

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こんにちは、ジュロウです。数ある奨学金の中でも、「激戦」と評価されるロータリー財団の補助金奨学生の募集が始まって1ヶ月が経ちました。締め切りは2016年9月30日なので、まだまだ余裕があります(詳細)。

さて、高みを目指す多くの人がこの奨学金への出願を挑戦することと思われます。そういうボクも去年、2016-2017年度の補助金に出願をしました。結果は1次書類選考落ちと、苦渋をなめることになりましたが、そんな経験を公開することによって反面教師的な役割を担えればなと思いこの記事を書いています。

 

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ロータリー奨学金とは?

ロータリー財団

 

世界各地に会員がいる連合組織・国際ロータリーに併設されたロータリー財団が提供する補助金のことを、一般的に「ロータリー奨学金」や「ロータリー補助金」といいます。

ロータリー財団はこれまで、大学や大学院でさまざまな分野を学ぶための奨学金を提供してき ました。ロータリークラブと地区は、地区補助金を使ってさまざまな教育課程の奨学金を提供、 またはグローバル補助金を使って大学院でロータリーの重点分野を学ぶための奨学金を提供 できます。

「ロータリー奨学金の概要」より

補助金の種類は、おおまかに①地区補助金(ロータリー財団は、地区によって細かく区分されている)、②グローバル補助金に分かれています。

詳細な情報はコチラのページ(ロータリー財団第2580地区HP)を参照してください。それぞれの募集要項をダウンロードすることができます。

①の地区補助金のほうは、その名前のとおり、地区によって概要が異なってくるようですが、東京の中心地に位置する第2580地区の要項を参照すれば、おおまかな内容は把握できるはずです。

ここで簡潔にだけ①と②の違いを述べると、①は比較的制限がなく小規模、②は活動分野に制限があり大規模であるといえます。

というのも、①の地区補助金は奨学生に対して研究分野を大きくは指定せず、最大2年間、年間10,000ドル~25,000ドルを支給するのに大して、②のグローバル補助金は、「6つの研究分野のいずれか」という指定をして、最大4年間、合計金額として最低15,000ドル~200,000ドルが支給されます。6つの研究分野は以下のとおりです。

● 平和と紛争予防/紛争解決

● 疾病予防と治療

● 水と衛生

● 母子の健康

● 基本的教育と識字率向上

● 経済と地域社会の発展

②のグローバル補助金は、規模感が違うというか、「世界を」・「地球を」・「宇宙を」とかそういうレベルのリーダーの育成が目的であるという印象を受けます。

 

申請手順は?

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さて、ロータリー財団というものが世界規模の巨大な組織であるため、ホームページの説明を読んでも、いまいちピント来ません。ロータリークラブ、ロータリー会員、ロータリー地区、ロータリアンなどと、呼称があまりにも多くてどれが何を指しているのかがいまいちハッキリしないからです。

たとえば、グローバル補助金の概要の「申請方法」という欄には、冒頭にまずこう書いてあります。

グローバル補助金を申請する前に、双方のクラブ/地区が参加資格の認定を受けていなければ なりません。また、実施国側(受入側)と援助国側(派遣側)の提唱者はそれぞれに、ロータ リアン3名以上からなる補助金委員会を任命します。

ボクだけかもしれませんが、何を行っているのかチンプンカンプンであるというのが正直なところです。

ところが、どうも実際に申請をしようとすると、その流れはいたってシンプルなようで、申請書類3,4枚を簡単に記入して、語学力証明書と一緒に送付するだけなようです。しかも、その書類だけで、地区補助金とグローバル補助金のいずれにも同時に出願できるようなのです。

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1.「国際ロータリー第 2580 地区 2017-18 年度ロータリー財団奨学金プログラム応募申込書」

2.語学力テストの結果(コピー可) *英語圏:TOEFL、IELTS 等の成績表。

*英語圏以外:該当する外国語能力評価の標準となっている語学力テストの成績表。 尚、結果は取得日より 1 年以内のものが望ましい。

地区補助金とグローバル補助金は1つの申請書類に一括でまとめられている

↑↑地区補助金とグローバル補助金は1つの申請書類に一括でまとめられている

 

ボクが実際に郵送で送ったのも応募用紙3,4枚と語学証明書1枚だけでした。

これだけ複雑な組織の奨学金にこれだけ単純に応募できてしまうのかと、なにか違和感を感じながらも、そう書いてあるのだから仕方ないだろうと出願をしてみると、案の定、約1週間ほどで返送がきて、結果は不合格とのことでした。

ただ単純にボクの申請方法にミスがあったということも考えられますが、おそらくそうではないでしょう。

ここからする話はまったくもって根拠のないうわさ話なのですが、どうやらロータリー財団の補助金に採用されるためには、ロータリー地区やクラブなどと強いコネクションをもっている必要があるようで、ボクのようになんの紹介状もなく、むやみやたらに書類を数枚送っただけの学生は門前払いされてしまうようです。

ただ、仮にそれが事実だったとしても、それを否定するわけではなく、たとえば東京の地区なんかは相当な激戦区であるため、どこの誰かも知らない学生より、ロータリー財団と関わりのある学校や企業から直接紹介を受けた学生を優遇してしまうのはこの世の道理でもあると考えます。

そういう経緯を経て、こんな書類数枚でいったいボクのなにがわかるのだろうと思ったボクの不安は見事に的中したわけです。

なんのコネクションも紹介もなかったボクは、土俵にすら立てず、門前払いされてしまいました(ちなみに後日紹介する伊藤国際教育交流財団の奨学金の応募では、10枚弱の書類をすべて手書きで作成し、その他にもいくつかの計画書をワードで作成したりするので、大変ではありますが、ちゃんと学生を中身で吟味してくれているのだなという印象を受けました)。

 

 

実際に出願した書類を公開

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さて、いくらコネクションが大事な奨学金であると噂されているとはいえ、ボクが実際に提出した書類が、採用されるレベルに至っていなかったこともまた事実です。そこで、これから出願する方々のために、反面教師的な意味で、ボクが2016-2017年度の補助金に応募した際に郵送した書類の中身を公開します。

noteにテキストコンテンツとしてアップロードしてあるので、ボクが実際に提出した出願書類の内容が気になるという方は下記のリンクを参照してください。

 

【公開】ロータリー財団補助金・2016-2017年度応募書類(参考にして下さい)

 

1次書類選考で落ちてしまった書類なので、無料での公開とします。少しでも未来のリーダーである皆様のお力になれればと思います。

 

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かつて、フランス系知識人への登竜門とまでされたフランス政府給費留学制度に、実際にボクが採用されるまでのプロセスを11個に分けて詳細を資料化してみました。

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