【驚愕】動物を殺さずに本物の肉を食べられる「スーパーミート」!?

2016/09/24

何かを「食べる」というのは、いつまで経っても人間にとって必要な行為です。食料不足や農薬における環境汚染も、その根源的な原因は、人間が何かを「食べる」からです。「食べる」ことはやめられません。だけど、「食べる」こと自体はずっとそのままである一方、「食べ物」はどんどんそのあり方を変えていきます。

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こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。

普段はこのブログで「留学」や「フランス情報」について主に書いていますが、一応ボクの専門は「飲食文化」です。

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パリにある数多くある高等教育機関のうち、パリ第4大学(ソルボンヌ大学)の修士課程に第一希望で入学出願をし、合格をもらうことができました。今回は、ボクが入学をする予定である、ソルボン

 

「飲食」に関する情報を日々仕入れる中、面白いのを見つけたので今日はそれを紹介したいと思います。

 

ずばり、スーパーミート!!

 

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「スーパーミート」とは?

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スーパーミート(Super meat)、直訳で「すばらしい肉」、あるいは「超肉」(?)

いや、これじつはイスラエルのスタートアップ会社の名前だそうです。

 

 

イスラエル企業の「スーパーミート」は「100%本物の肉、動物を苦しめるのは0%」というキャッチフレーズを掲げて、人口培養肉の普及に本気で取り組んでいます。

「スーパーミート」のキャッチフレーズ

「スーパーミート」のキャッチフレーズ

 

 

人口培養肉の研究自体は、何年も前から取り組まれている革新的なテーマではあるのですが、その特殊な技術がゆえに、単なるハンバーグステーキ一枚を作るのに25万ドル(約2560万円)も費用がかかるといった具合に非現実的なものであり続けました(参照:Un steak artificiel dans nos assiettes)。

 

http://www.sciencesetavenir.fr/nutrition/20150526.OBS9605/un-steak-artificiel-dans-nos-assiettes.htmlより

http://www.sciencesetavenir.fr/nutrition/20150526.OBS9605/un-steak-artificiel-dans-nos-assiettes.htmlより

 

一部では、すでにハンバーグステーキ一枚を作るコストが11ドルまで低下したという情報(Gigazine)もありますが、イスラエルのスタートアップ企業「スーパーミート」が目指すのはさらに先。なんと、食肉1kgあたり5ドル(!)

通常のハンバーグステーキ一枚が140gだとして、7枚で5ドルということは、1枚0.7ドル程度という計算です。それはべらぼうに安い。

しかも、その1kgの肉を培養するのにかかる時間はたったの2週間。通常の食肉(鶏)が育つのにかかるのが40日であることを考えると、いかに早く肉を生産できるかがわかります。

詳しい培養技術に関しては今のところまだ「企業秘密」ということですが、2021年までの商用化を目指し、わずか2週間で10万ドルの資金を調達したようです。培養機の試作機を製作するのにはあと50万ドルの資金が必要で、最終的にリーズナブルな価格での食肉を市場に提供するには250万ドルの資金が必要だそうです。資金はまだまだ足りないようですね。

 

 

「スーパーミート」による培養肉の詳しい説明は以下の視覚資料をご覧ください。

 

「動物を殺さずに肉を食べる」

「動物を殺さずに肉を食べる」

 

「みなさんチキンは好きですよね?でも鶏はかわいいですよね?」

「みなさんチキンは好きですよね?でも鶏はかわいいですよね?」

 

「スーパーミート」とはなんでしょう?

「スーパーミート」とはなんでしょう?

 

「私たちの技術は動物の生体組織から取り出された細胞を増殖させることを可能にします」

「私達の技術は動物の生体組織から取り出された細胞を増殖させることを可能にします」

 

「これを成功させると、これまでの食肉生産で使用していた土地や、発生していた工業ガス、使用水などをはるかに縮小させることができます」

「これを成功させると、これまでの食肉生産で使用していた土地や、発生していた工業ガス、使用水などをはるかに縮小させることができます」

 

 

動画のフルバージョンは以下をどうぞ!⇊⇊

 

 

 

個人的には、本当に抵抗なくこの培養肉を口にできるのか疑問ではあるのですが…。

というか鶏肉の培養って完全に「チキンジョージ」ですよね。

「鶏肉の人口培養の最中に異常発生した意志をもつ人型の鶏」

「鶏肉の人口培養の最中に異常発生した意志をもつ人型の鶏」

 

技術が発展して、食べ物の生産方法はどんどん変わっていきますが、賛否のある議論は決して避けられないでしょう…。

ボクの専門は自然的生産に重きを置く「有機食品」なので、一応この実態には反対しておこうかな…。

 

参照元:Sciences et avenir

 

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