こんにちは、パリノメモの筆者をやっているジュロウです。ツイッターはこちらです(@Parisnomemo_)。
ヨーロッパで起きたこれまでの一連のテロ事件に続き、12月19日(現地時間)にドイツ・ベルリンのクリスマスマーケットにてまたもや悲惨な事件が起きました。
ベルリンの中心部にあるクリスマスの飾りなどを売っている屋外の市場に、19日夜、日本時間のけさ、大型トラックが突っ込み、これまでに12人が死亡、48人がけがをしました。
警察によりますと、トラックに乗っていた2人のうちの1人は、ポーランド国籍の男性ですでに車内で死亡しており、運転していたと見られるもう1人の男は、逃走を試みた末に現場近くで拘束されました。
こういった悲惨なテロ事件に巻き込まれぬよう、日本の外務省は海外渡航者に向けて「テロ対策マニュアル」をパンフレットとして発行しています。
渡航前に2つのパンフレットをチェックしておこう!
外務省の海外安全ホームページでは、テロ対策に関する2つのパンフレットが公開されています。
まず1つ目が「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」というタイトルのもので、2つ目は「海外旅行のテロ・誘拐対策」というタイトルのものです。
「海外へ進出する日本人・企業のための爆弾テロ対策Q&A」
こちらはおもに爆弾テロに関する対策方法を指導しているものであり、Q&A形式で分かりやすく説明してあります。
どういった形態の爆弾テロがあるのかの説明を始めとして、実際に危険物を見つけた際の対処法や、あるいは爆破予告の電話がきたときの対処法などについても触れられています。
「爆弾テロ」って、耳にすることはありますけど、実際にどんなふうに起こって、どんな風に対処すればいいのかわかりませんよね。
このパンフレットは、こちらのリンクから見ることができます。
「海外旅行のテロ・誘拐対策」
こちらのパンフレットでは、「誘拐対策」と名乗ってはいますが、どちらかというと、テロや誘拐などの凶悪犯罪に巻き込まれないための基本知識の説明を内容の中心としています。
パンフレットといっても2ページしかないので、本当にサラッと読めます。ちなみに上で紹介した爆弾テロのほうのパンフレットは13ページの濃密なものです。
読む時間を確保できるのならばいずれもしっかりと目を通しておきたいところですが、それが厳しければ、最低限この2つ目の「海外旅行のテロ・誘拐対策」の方だけでも必ず目を通しておきましょう。緊急事態の連絡先とかものってますので、しっかりと確認しておきましょう。
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痛ましい事件が続く中、最低限の情報&知識が頭の中にあるかないかで、緊急事態に遭遇したときの対処力が全然違ってきますので、海外渡航前は移動時間などの合間をつかって必ずこれらのパンフレットを一瞥しておきましょう!
いずれもPDFファイルでダウンロード可能ですので、スマフォでも読めます。
→「海外旅行のテロ・誘拐対策」